エンガディンとグラウビュンデン周辺鉄道旅行(2009年夏)
ハイキングを終え、アルプ・グリュム駅から再びベルニナ線に乗った。オメガループを通り、名所のオープンループを見るため、ブルージオで下車した。
アルプ・グリュム駅の駅舎は味のある建物だ。
駅からもバリュー氷河が見える。
この駅でもレストランとホテルの営業をしている。
列車が到着する。
TAKUTAKUが眠ったままなので、列車を一本やりすごす。アルプ・グリュム駅を過ぎると列車はすぐにオメガループを通る。駅の近くの小高い丘に登ると、きれいにオメガループが見えるのだが、TAKUTAKUが眠っているし、時間がないので諦める。
10時。再び、ベルニナ線の列車に乗車しティラノ方面へ進む。
列車はアルプ・グリュム駅を出発すると、すぐにオメガカーブを通過する。その名の通り、Ωの形のループで1周はしないが急角度でループする。
振り返ると、後方上に山小屋が見える。あそこまで上るとオメガループが綺麗に見下ろせるだろう。
あー楽しかった。引き続きヘアピンカーブを繰り返しどんどん下り谷底へと進む。どちらに進んでいるのか分からなくなるほどだ。
再びラーゴ・バリューが見えてきた。
列車が向きを変え、反対の車窓から、またまたラーゴ・バリューが見える。湖を左右に何度も見る。湖は下の方にあったはずなのに、いつの間にか近くにある。
陸橋を通過する。
この列車は長い。
ベルニナ急行とすれ違う。この列車は窓がとても大きいが、窓が開かないので気の毒だ。
まだ、こんなに高いところにいるが、この後、列車は曲がりくねりながらどんどん標高を下げる。
谷が美しい。パリュー氷河が見えなくなると、ポスキアーヴォ[Poschiavo]とその向こうにポスキアーヴォ湖[Lago di Poschiavo/962m]が見える。左右に何度も繰り返し見ながら、どんどん標高を下げる。どんどん村が大きくなる。
ポスキアーヴォ[Poschiavo]の村が見えてきた。
列車とすれ違う。すれ違う列車は上りなので、まるではーはー息が切れいているようだ。
右に左にカーブするのでどちらに進んでいるのか分からなくなる。
この後に通過する線路が、下に見えている。
のどかな風景だ。
右に左に見えながらどんどん町が大きくなる。
町の外れには牧草地が広がっている。
ポスキアーヴォの駅は大きく、いろいろな施設が整っている。
11時8分、ポスキアーヴォ駅に到着した。いいなー、トロッコ列車。天気が良いので、さぞ気持ちが良いことだろう
ポスキアーヴォ駅を出発すると、ポスキアーヴォ湖のすぐ横を列車は通過する。「もうここまで来ると列車は水平にイタリアのティラノへ向かい進む」と思っていたら、この先にオープンループがあり、列車はそこで円を描いて標高を下げる。湖水のエメラルドグリーンが美しい。
ポスキアーヴォを過ぎると湖沿いを走る。
静かな湖畔を走るのは爽快だ。
急カーブをするので、少し後に通る線路が見える。体験しないと不思議な感じ。
ブルージオ[Brusio]駅が見えてきた。列車がまだ到着していないのに駅舎が見えるのって、なぜ?
答えは、この後、急カーブするからです。
11時36分。ベルニナ線の見所の一つ、オープンループをたっぷり見学するためにブルージオ[Brusio]で下車する。
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