エンガディンとグラウビュンデン周辺鉄道旅行(2009年夏)
サン・モリッツはサンモリッツ湖に面した高級リゾート地である。湖畔からサン・モリッツを見るため湖を1周するハイキングをした。
朝、駅に向かう途中、サンモリッツ湖[St. Moritzersee/1768m]の美しさに惹かれ、サンモリッツ湖畔に来てしまった。予定を変更して湖を一周するハイキングをする。コースタイムは1時間だが果たしてどれほどかかるだろうか(結局2時間かかった)。 今日はNAOMIがのっていて積極的にパナソニックのLX2で撮影している(縦が短いのはLX2でNAOMIが撮影)
駅や湖とドルフ[Dorf]地区を結ぶエスカレータへ続く通路。ここから湖畔に出る。
7時4分。穏やかなサンモリッツ湖[St. Moritzersee/1768m]。
歩きやすい遊歩道が続く。
湖の水はこのように透明だ。
中央にセガンティーニ美術館のドーム型の屋根が木の間に見える。
長さ約1.8Kmのサンモリッツ湖[St. Moritzersee/1768m]の周りを一周するハイキングコースが設けられている。
7時20分、湖上ではレガッタのレースと練習が行われており、熱気に溢れている。ハイキング道はマラソンを楽しむ人に利用されている。
滞在しているドルフ[Dolf]]地区の建物を湖畔から見上げると一段と素敵だ。
右の三角屋根は超高級ホテル、バートルッツ・パレス{Badrutt's Palace]である。左の尖塔はプロテスタント教会。あの建物のなかに私たちが滞在しているアパートメントもあるはずだ。
水も美しい。
ピッツ・ネイル[Piz Nair]の展望台へ上がるケーブルカーの軌道が見える。軌道脇には太陽光利用のソーラーパネルが設置されている。
ピッツ・ネイル[Piz Nair/3057m]へ行くにはコルヴィリア[Corviglia](2486m)でロープウエイに乗り換える。
ガイドブックに斜塔と書いてあったが、多分間違いだろう。まっすぐ立っているように見える。
チャンプフェー湖[Champferersee/1790m]からサンモリッツ湖[St. Moritzersee/1768m]に流れこむイン川の流れが涼やかだ。
サンモリッツ湖の周りを半分くらい歩くと湖の西の平坦地にあるバート[Bad]地区(温泉の意味)に着く。バート地区は中世からミネラル分豊富な光線の枠スパ保養地として利用されていた。先史時代から炭酸泉が湧き出している。
現在も鉱泉を利用しているクア施設やスポーツ施設、ホテル、アパートメントが多い。
バート[Bad]地区にある教会。
バート[Bad]地区から湖の反対側にサン・モリッツ[St. Moritz]駅に停車している列車が見える。
夜景もさぞ美しいことだろう。
旅行前に宿泊を検討したアパートメント。残念ながら満室で泊まれなかった。
ピッツ・ネイル[Piz Nair/3057m]の展望台へ上がるケーブルカーの軌道がよく見える。
8時3分、バート地区をすぎて、ドルフ地区の対岸にあたる湖の東側を歩く。朝靄が立ち込めて幻想的な雰囲気だ。
ドルフ[Dorf]の建物や列車がが水に写って、一段と美しさを増している。
湖の北東側には森が広がっているので、ハイキング道は日陰になっている。
のんびりしているカモたち、どこから渡ってきたのだろう?
湖の北東側には建物が少なく、牧草地が広がっており。一段と湖が美しい。
サンモリッツ湖[St. Moritzersee/1768m]の水は、再びイン川の流れとして、ここから流れ出している。幅は狭い。イン川はこの後、オーストリアを通り、ついでドイツへ流れこむ。そして最後にはドナウ川を経て黒海に注ぐ。
魚が作った波紋が広がっているのが見える。
ボートに乗ったら楽しいだろうなー。
2時間かけて、サンモリッツ湖[St. Moritzersee/1768m]を一周した。とても楽しいハイキングだった。
道路とレーティッシュ鉄道(RhB)の線路を越す橋をわたり、駅へ向かう。
後で乗車する予定のトロッコ車両がサン・モリッツ駅に停車している。楽しみだ。
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