エンガディンとグラウビュンデン周辺鉄道旅行(2009年夏)
オーバー・エンガディンの谷をめぐることにした。早朝に出発し、チャンプフェー湖畔をシルヴァプラーナまでハイキングした後、シルスマリアへ行った。
今日はオーバー・エンガディン(エンガディンの上流部)の旅を楽しもう!
朝、サンモリッツ[St.Moritz]からポストバスで約10分、チャンプフェー[Champfer]で下車し、チャンプフェー湖畔を歩く。スールレイ[Surlej]のバス停まで歩くつもりである。
7時11分。朝早いので、まだ寒い。
空気が澄んでいて気持ちが良い。
朝ごはんを食べる場所を探しながら歩く。
良いところがあったので、ここで、朝ごはんを頂く。まだ、太陽がの位置が低く日が当たらないので寒い。水は澄んでいてとてもきれい。7時53分に朝食を終えて歩き出す。
チャンプフェー湖[Champferersee/1790m]。一番奥に見えるのがシルヴァプラーナ[Silvaplana]。あそこまで右側の湖岸を歩く予定である。
色鮮やかな紫の花。
湖に山が映ってとても美しい。
平らなチャンプフェー湖畔のハイキング道をどんどん進む。
とても歩きやすい道だが、我々以外誰も歩いていない。子供たちは、魚釣りと言いながら、落ちた草を釣具に見立てて遊んでいる。
シルヴァプラーナ湖[Silvaplanersee/1790m]の奥にシルヴァプラーナ[Silvaplana]の村がみえる。手前の牧草地は、牧草が刈り取られ、積み藁が置かれている。素晴らしい景色が続く。
スールレイ[Surlej]方向を見ると、ピッツ・コルヴァッチュを背景にして城館がみえる。
雄大な景色だ。
8時36分。子供たちは歩くのに飽きてきた。水から少しでも離れると釣りごっこが出来ないので歩くペースがぐんと落ちる。
チャンプフェー湖[Champferersee/1790m]湖の奥にはシルヴァプラーナ湖[Silvaplanersee/1790m]があるが、子供たちがこれ以上歩くのは無理である。当初の予定通り、バスが来るまでに時間があるので湖をはさんで対岸にあるスールレイ[Surlej]の集落に行き、バスでシルスマリア[Sils-Maria]へ向かうことにする。
8時59分。シルヴァプラーナ[Silvaplana]の手前で南に向かい、スールレイ[Surlej]を目指す。牧草が刈り取られている。
牧場があり、馬がとても気持ち良さそうに駆けていた。
スールレイ[Surlej]からはシルスマリア[Sils-Maria]までエンガディンバスに乗るつもりなので、バス停を探す。
スールレイ[Surlej]のバス停。バス停にトイレがあったので、とても助かった。
9時30分。2両の連結バスがやってきた。
シルヴァプラーナ湖[Silvaplanersee/1790m]湖畔はバスで通過する。
シルスマリア[Sils-Maria]に到着する。
シルスマリアはシルヴァプラーナ湖[Silvaplanersee/1790m]とシルス湖[Silsersee/1797m]の間の村で、村は小さいが別荘が多い。哲学者フリードリッヒ・ニーチェ、ヘルマン・ヘッセなどが滞在した。
小さい村だが人が大勢いたので驚く。
トレッキングツアーのポスターが貼ってある。面白そうだなー。TAKUTAKUが成長したら楽しもう。
エーデルワイスホテル。4つ星なのでさぞや優雅なことだろう。
ニーチェが滞在した家が記念館となっているが残念ながら映画用時間は15時から18時であり見学することが出来ない。ニーチェが好きと言っているTADAはがっかりしている。
ニーチェ記念館のお庭の花。
バス停からインフォメーションセンター方向へ歩き、シルス湖[Silsersee/1797m]の船着場へ向かう。
村のインフォメーションセンター。
インフォメーションセンターの前の広場に秘境フェックス渓谷への馬車が停まっている。
中心部をぬけ、シルス湖[Silsersee/1797m]へ向かう。
船に乗るため船着場へ向かうが、湖がなかなか現われない
10時14分。やっと湖が見えてきた。
船着場が遠い。かわいらしいボートが見える。
道を振り返る。牧草地が広がっている。
シルス湖[Silsersee/1797m]の水も澄んでいる。
やっと湖畔に到着する。
湖畔に出ると風が出てきた。
船着場に近づく。なるほど、ボートなんだ。湖と言えば船で渡ると固定観念が出来上がっていたので、ガイドブックに書いてあるボート乗り場という文字を見ても、どうして、ボートって書いてあるのだろう???と疑問だったが、見て納得。文字どおりボートなのだ。
定員30名ほどの小さなボートでスイスパスは利用できない。料金は大人40スイスフラン、子供15スイスフラン。
シルス湖の横には牧草地が広がっている。
出発時刻にほぼ満員になったが、湖の脇の道をボートめがけてかけてくる人が数人にいたので、その人たちを待って、出発が10分ほど遅れた。10時54分に出航した。
Powered by
Movable Type 7.9.7