エンガディンとグラウビュンデン周辺鉄道旅行(2009年夏)
ウンターエンガディンの中心地シュクオルを散策した。勉強不足で鉱泉くらいししか観るものがないと思っていたが、旧市街と公園という私たち向けの良いポイントもある村であった。
10時40分にシュクオルのバス停に到着する。シュクオルは、ウンターエンガディンの中心でレーティッシュ鉄道(RhB)エンガディン線の終着駅でもある。駅名はシュクオル[Scuol]タラスプ[Tarasp]といって近くのタラスプ[Tarasp]という村の名も冠している。
駅前はたくさんのポストバスが発着している。山間部や東の村々と連絡するポストバスの起点になっているようだ。鉱泉があり、ローマ時代から知られている。
バス停からの景色は良く、2つの教会と村が見える。
バス停からStradun通りを歩くと、工事中の上、車がびゅんびゅん通るので歩きにくい。
お花が美しい。
教会の向こうの森林が素晴らしい。教会と森林の間にはイン川が流れている。
バス停の通りが歩きにくいので、細い道を山側に入ると、落ち着いた素敵な空間だった。Vi通りという名前のようだ。
細い路地で先が見通せないので、この先がどのようになっているかわくわくする。
水飲み場。
この村の建物の壁もスグラフィットで飾られている。
この旧市街歩きは人も少なく、温泉で賑わうスパリゾートという面だけではないシュクオル[Scuol]の魅力があった。
表通りは今ひとつであったが、旧市街はとても素敵である。ガイドブックには載っていないが行ってみることをおすすめする。
11時22分。そろそろ旧市街も終わりのようなのでスパセンターのほうに南下する。
このあたりで、日本人のツアーの一行に出会った。スイスのリピーター向けツアーだろうか。こんな山奥にまで来るのはそうとしか思えない。でも個人旅行も自由で楽しいですよ。
村内には9ヶ所鉱泉と普通の水の飲み口のある水飲み場があるとのことで、ここもそのひとつのようだ 。
蛇口が2つあり、ひとつの口は茶色に変色している。なんとその口からは微炭酸の美味しい水が流れ出している。茶色は鉄分が錆びているのだろう。
私は炭酸水が大好き。もっとたくさん空のペットボトルを持ってくるべきだった。悔やまれる。いたるところに鉱泉と普通の水の飲み口のある水飲み場がある。
青色の方の蛇口からは普通の水が流れ出ている。
エンガディン・バート・シュクオル[Engadin Bad Scuol]と言う名のスパセンターの建物は大きくて目を引く、センターの下には大きな公園、更に坂を下ると教会がある、教会の前の広場も魅力的だ。
気持ちの良さそうな、温泉プール。水着を持参しているので 入ろうか迷ったが、今回はトイレを借りるだけとする。
エンガディン・バート・シュクオルの施設。
スパ・センターの南側には素敵な公園がある。12時から木陰でお昼ごはんを食べる。子供たちは見たこともない遊具が目の前にあるから、気もそぞろだ。
いつもはとても遅いのに。遊具のためにスピーディに食べ終わり、遊びだす子供たち。くるくる回して水を汲み上げる。
汲み上げた水が川に流れて行く。
川の途中に数カ所堰があり、閉じたり、開けたりできる。
しばらくの堰を止めておいて、水が貯まった所で堰を切るのが楽しい。
NAOMIは堰を閉じたところ、小石が挟まり、しっかり水が止まらなかった。水がいっぱいたまらないと気に入らないので、小石や砂を取り除いている。こういうところだけはまめだ。
ぎっこん・ばったんの座るところが鴨になっているのが可愛い。木の遊具が多くて楽しい。
遊び始めたときには、水を堰き止めることがよく分かっていなかったが、だんだん分かってきて、熱心に遊び出したTAKUTAKU
12時59分。いつまでもいつまでも公園で遊んでいたい子供たちの手を引き、村の散策をする。
プロテスタント教会。
石畳の道を歩くのは楽しい。
村の中心部は谷底近くにあるので、坂道を下りながらの散策だ。
スグラフィットが楽しい。
バスセンターへ戻るバスを待ちながら、村の中心部を歩く。
13時6分なので、日差しが強い。
この水飲み場を日本に持って帰りたい。炭酸水飲み放題!!
どの家の玄関も素敵だ。
この先に橋がかかっている。バスが来るまでに急いで見に行くことにする。
イン川にかかる屋根付き木橋。
プロテスタント教会。
シュクオル村の南側にはイン川が流れている。
木の窓が魅力的だ。
Powered by
Movable Type 7.9.7