エンガディンとグラウビュンデン周辺鉄道旅行(2009年夏)
プレダから山上湖レイ・ザ・パルプオーニャ(パルプオーニャ湖)までハイキングに行った。湖はスイス観光局Webサイトで知り、「スイスで最も美しい場所」に選ばれているとのことであった。
14時39分、プレダ[Preda]に到着する。機関車には沿線の自治体の名前と紋章がついている。
プレダ[Preda]駅には、周辺の家の郵便ポスト兼新聞入れが設置してある。ここに配達して、住民は取りに来るのだろう。
プレダ[Preda]駅にはトロッコ列車が来ていた。
これから近くの山上湖ライ・ダ・パルプオーニャ(パルプオーニャ湖)にハイキングに行く。パルプオーニャ湖[Lai da Palpuogna/1918m]はスイス観光局のWebサイトで知った湖である。トロッコ列車に別れを告げながら、アルブラ峠方面に登っていく。
少し登ると牧場があった。
にわとりやがちょうがいるので子供たちとしばらく観察する。
道標が設置してあり迷うことはない。
アルブラ峠方面に向かう車道をしばらく歩く。車の通行量は少ない。冬期は閉鎖になるのもよくわかる。
遠くの山がアルブラ峠のあたりだろうか。
プレダ[Preda]からベルギューン/ブラヴォーン[Bergun/Bravuogn]方面レーティッシュ鉄道(RhB)の線路が見える。
15時12分。車道を離れて山道に入る。歩きやすく道の状態は良い。
日向には花が咲き乱れている。パルプオーニャ湖から流れでたと思われる小川を渡る。
もうまもなくというところだ。
NAOMIとTAKUは仲良く手をつないでいる。
15時32分。パルプオーニャ湖[Lai da Palpuogna/1918m]に到着した。
澄み切った青緑色の水に山々や森が映っている。スイス国営放送局「SF1」が2007年に番組でおこなったアンケートで「スイスで一番美しい場所Schonster Flecken Schweiz」として選ばれたというがうなずける。
何人かの先客がいて静かに湖を眺めている。
パルプオーニャ湖[Lai da Palpuogna/1918m]はアルブラ峠に端を発し、アルブラ谷へと流れていくアルブラ川上流にある山上湖である。
湖を1周できるハイキングコースがある。少し腹ごしらえをしてから歩くことにする。
16時10分。TAKUを先頭にしゅっぱーつ。
水は透明で底までよく見える。
倒木が水の中で朽ちている。
カモが生息していて、水面を乱してくれる。
カモ以外は静かで澄んでいて美しく、長時間眺めていても飽きない。
自然保護のため、木道になっているところもある。
パルプオーニャ湖を半周した。
アルブラ峠へ向かう自動車道が湖の上を通っている。
湖のアルブラ峠側は放牧地になっている。
森から出て草原を歩く。
アルブラ川を渡る。
空と森と草原のコントラストがとても素敵である。
湖の水は見る方向が異なるとまったく異なる色に見える。
湖の入口に戻る。
もう夕方だが、次に来るときには朝に来ようと思う。
16時41分。入口に戻ってきた。
湖の周囲のコースでは誰にも出会わなかった。
さようなら、パルプオーニャ湖。
16時49分、プレダ[Preda]に向かって歩き出す。
アルブラ峠を超えるドライブやバイクのツーリングの人が立ち寄ることが多いのだろう。
パルプオーニャ湖の入口。
湖からはアルブラ川が流れ出している。流れだす所に堰が築かれている。
牧場には山羊たちが戻っていた。
さようなら。
17時39分。プレダ[Preda]でサン・モリッツ[St. Moritz]方面のレーティッシュ鉄道(RhB)の列車に乗り込む。
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