エンガディンとグラウビュンデン周辺鉄道旅行(2009年夏)

フィリズール~緑に囲まれた中世の趣を残す村(2009年7月26日)

フィリズールの通り

レーティッシュ鉄道アルブラ線をフィリズールで下車し、フィリズールの村を散策した。観光名所ではないが、中心部には古くからの街並みが保存されていた。

フィリズール駅から教会へ

13時28分、フィリズール駅に到着したが、TAKUは寝てしまっている。昼寝のTAKUとたぬを残してTADAとNAOMIがフィリズールを散策することになる。本来なら、ランドヴァッサー橋を見に行きたいのだが、工事中でいまいちであるのでやめる。

フィリズール[Filisur]は小さな村だが、素朴できれいそう。

NAOMIと元気に出発する。

教会と赤い屋根の家々と緑の牧草地。

エンガディン地方と同じく、家の壁にはスグラフィットが描かれている。でもイタリアっぽさが少なく、ドイツっぽいのは気のせいではないだろう。

10分ほど歩くとフィリズールの中心集落に入る。

水飲み場の横に花が綺麗に植えてある。

駅は坂を登ったところにあり、私たちが乗ってきたトロッコ列車が見えた。

夏の日曜日の昼過ぎ。人影はほとんどない。

村役場。日曜日なので当然おやすみである。

青い空と赤茶色の屋根、白い壁。とてもきれい。

13時48分、村の中心にある教会までやってきた。

どこの村もそうだが、教会は立派である。教会の周りは小高くなっていてフィリズール[Filisur]を見渡せる。

教会でしばし静かに礼拝して外に出る。NAOMIはお利口に静かにお祈りをしていた。

立派なパイプオルガンがあった。

教会からフィリズール駅へ

さあ駅へ戻ろう。

家々を眺めながらフィリズール[Filisur]駅に戻る。

子供たちがパラソルの下で宿題(たぶん)をしていた。NAOMIと子供同士で気になるようでお互いにちらちらと見る。

人がいないと中世そのままである。

村役場の前を通る。とても静かである。

NAOMIも楽しい。

集落の外には牧草地が広がり、家が点在している。

集落の外の家は、庭が広くて花をたくさん咲かせている。

屋根の瓦を撮ってみた。

14時3分、フィリズール[Filisur]の駅に戻ってきた。

ダヴォス[Davos]方面に行く列車が来ている。

14時8分。今度はクール[Chur]方面に行く列車が来た。

さらにサン・モリッツ[St. Moritz]方面の列車も到着。各方面の列車に乗り継ぐ乗客で賑やかになる。私たちはサン・モリッツ[St. Moritz]方面の列車で出発する。これからプレダ[Preda]で下車して山上湖へのハイキングを楽しむつもりだ。

スポンサー